優美とは最も無駄のない動き
武道修行を初めて二十数年経った頃、私の中にある変化が起きてきました。
それは「美しさ」という視点。
武道経験者から見ると、とても違和感があるかも知れません。
「強さ」を最重要課題として生きてきた人から見れば、「美しさ」など求める必要などないと思うでしょう。
私も20代はそういう考えでした。
ところが日本武術に出会い、技を日々磨き続けていく中で、私自身ふと気づくことが幾度もあったのです。
まだまだそのころは、技が効く時と効かない時がありましたから、その違いに「なぜ?」と考え続けたわけです。
「相手をやっつけよう、倒してやろう」と思ってしまうと力んでしまい技が効かなくなってしまいます。
逆に相手の力を感じ、逆らわず、理(ことわり)のまま動けば簡単に崩れてしまいます。
そういったことが見えてきました。
理(ことわり)にかなった動き・・・
それは無駄のない、とても美しい動きではないか!!
その発見は衝撃的でした。
もちろん達人の動きはビデオなどで見ていたので、「美しいな」とは思っていましたが、自分自身の身体で感じたことはとても大きかったです。
新渡戸稲造の「武士道」の中にこのような言葉がありました。
「優美とは最も無駄のない動き」
まさに私が求めていた言葉でした。
この時、「強さ=美しさ」という図式が私の中で出来上がったのです。
その時から大きな方向転換をしました。
鍛練法から意識から全て変わっていきました。
それがSDSの技法につながっているのです。
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