やがて記憶は失われていく

ウルフ

2011年06月13日 12:28

私は「この世はやっぱり無常なんだな」

と、人生の中で感じることが時々あります。


この世は常ならず・・・


それは、自分が住んでいる環境、家族、友人、愛する人・・・

自分が永遠に続くと思っていたものがいつかなくなる。

永遠に一緒だと思っていた人がいつかいなくなる。


それは悲しいことに見えるけれど

実はそうではなく心の成長、魂の成長に必要な出来事でもある。

時がたった時にそれが分かってきます。


もちろん、その時はとてもとても辛く苦しく悲しい出来事です。


でも、その時にふと思うことがあるのです。


人間は過去の「記憶」が時間とともに失われていきます。

子供の頃の出来事を、一つ一つ覚えているかというとそうではありません。

やはり小さな出来事をなかなか思いだすことはありません。


私は「記憶が失われる」というのは神様の愛だと思っています。

私たちをそのように作ったんだと思います。


なぜなら、もし悲しい出来事を昨日のように何十年も覚えていたら

きっと前を向いて歩いて行くことができないでしょう。


いつまでもいつまでも

悲しい記憶を背負って生きていかなければならないのです。


でも、人間は悲しい出来事を忘れていきます。

例え、死に分かれた愛する我が子でさえ

何十年もするとおぼろげながら覚えてはいても

顔を声を笑顔をハッキリと思い出すことさえできなくなっていきます。

誤解を恐れずに言えば、それでいいんだと思います。


私はある出来事がきっかけで

自分の血を分けた我が子(四男、今年4歳)と別れることになりました。

とてもつらい現実ですが、事実です。


そして、もう二度と会わないと決めました。

息子の幸せを考えた時、私は会わない方が良いと思ったのです。

まだ物心がつく前だからこそ私のことは忘れて

新しい人生を歩んで欲しいと思いました。


心が張り裂ける程の苦しみですが

やがて時間とともにそれも癒される時がくるでしょう。

息子の人懐っこい笑顔も楽しそうな笑い声も

私の記憶から段々と失われていくことでしょう。

それでいいのです。


遠くから息子と母親の幸せをこれからも願って・・・





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