実のある稽古

ウルフ

2011年04月28日 21:32

私が道場生にいつも求めているのは「実のある稽古」をして欲しいということ。

では、「実のある稽古」とは何かと言うと
別に難しいことを要求しているわけではなく、昨日より今日、先週より今週、技が上手くなるための稽古のことを言います。

無茶な稽古を強制するつもりはまったくありません。

少しでもいいから「一歩前進するための稽古」をして欲しいと思っているのです。

そういう稽古をしようとすると、気持ちが違ってきます。

集中力が高まった稽古になります。

一つ一つの技を大切にしようとします。

心をこめた稽古になります。

それでいいのです。


仮にその結果、先週より下手になることがあっても別に構いません。

そんなに都合よく右肩上がりで上手くなることはないのです。

人間は面白いことに、成長する前は一時的に下手になることだってあるのです。

ですから結果を求めるつもりはまったくありません。


すると稽古に対する「気構え」が生まれます。

「気構え」を持ち、本気で取り組くんで初めて「自分」が見えてきます。

その「自分」「他者の身体」を通じて自分の技の成長度合いを確認するのです。

稽古において「他者(稽古仲間)」とは、「自分」を確認させてくれる「とてもありがたい存在」なのですね。

だからお互いが尊敬をこめて稽古始めと終わりに「よろしくお願いします」「ありがとうございました」と礼をするのです。


「実のある稽古」を求めて行くと
武術・武道は「自分との対話」であり「他者とのコミュニケーション」である、というところまで行きつくのです。




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5月の護身コース
日程 6日(金)・20日(金)
時間 19時~21時
場所 明野中学校 武道場
内容 4月8日『SDS流柔術技法』 
    4月22日『対打撃技法』
受講料 1500円
動画はこちら




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